給料は使い切っていいと思っていた|自由のために変えたお金の使い方

明るい窓辺でノートとレシートを広げてお金の使い方を考える40代の男性の水彩イラスト 貯金ゼロからのお金の話

こんにちは、むぎまるです。

昔の私は給料が入ると、まず何に使うかを考えていました。タバコやお酒、ゲームの課金にパチンコ。何にいくら使ったのかは、ほとんど気にしていませんでした。

自分で働いて稼いだお金なんだから、好きに使っていい。そう思っていたんです。

ところが好きに使っているはずなのに、貯金は増えない。お金がなくなれば次の給料を待つ。その繰り返しでした。

今は40代になり、工場で会社員として働きながらお金のことを学んでいます。まだ会社の給料を頼りに暮らしているのは同じです。でも、お金を使う前に考えることは変わりました。

今回はそんな私の昔の金銭感覚と、今は何のためにお金を残したいと思っているのかを書きます。

口座にあるお金は使っていいお金だった

高卒で働き始めた私にとって、自分の給料をもらえることはうれしいことでした。誰かに頼まなくても欲しいものを買える。それだけで大人になったような気がしていました。

ただ、お金の使い方までは考えていませんでした。今月いくら残すかより、今何が欲しいか。残っていれば使うし、手元のお金が足りなくてもカードで払うことがありました。

カードの請求は後で来ます。それなのに買うときは、後の支払いより目の前の欲しい気持ちを優先していました。

20代の頃はほとんど貯金がありませんでした。急に仕事を辞めることになったらどうするか。しばらく働けなくなったらどう暮らすか。そこまで考えず、また給料が入ることを当たり前にしていました。

使えるお金と、使ってしまっていいお金を分けていなかった。

今振り返ると、当時の私のお金の使い方はこの一言に尽きる気がします。

欲しいからというより気を紛らわせたかった

タバコを吸いながらゲームに課金する。パチンコに行く。仕事の鬱憤を晴らしたくてお酒を飲む。どれも当時の生活に入り込んでいました。

楽しんでいた時間もあります。ただ、毎回そこまでしたかったのかと聞かれると分かりません。疲れたから、気分が晴れないから、いつもそうしているから。そんな使い方も多かったと思います。

お酒を飲んでも仕事の悩みが片づくわけではありません。気を紛らわせている間にお金は減り、また働いて稼ぐ。自由に使っているつもりでも、自分の生活はあまり変わっていませんでした。

もちろん遊びに使うお金を全部ムダだと言いたいわけではありません。楽しかった時間や思い出は、物として残らなくても自分の中には残ります。

私が見直したかったのは、楽しんだかどうかもよく分からないまま払い続けていたお金です。必要だったからというより、考えずに続けていた出費がありました。

お金を残す理由がようやくできた

結婚して子どもが生まれると、給料を自分の好きなように使って終わりにはできなくなりました。生活費も住まいも子どものこともあります。

それでもすぐに貯め上手になったわけではありません。長く続いた習慣は簡単には変わらず、お金の勉強を始めたのは2020年頃でした。

本やブログを読む中で、給料以外の収入や資産を持つという考え方を知りました。それまでは自分には縁のない話だと思っていましたが、仕組みを知るうちに自分の暮らしにも関係があると思えるようになりました。

私が気になったのは、今の会社だけに頼らず暮らせる可能性でした。働き方を変えたいと思ったときに、生活費のために諦めるしかない状態を少しでも変えたかったんです。

いくらあれば安心できるのかは暮らしによって違います。私もまだ答えを出せていません。ただ、入ってきた給料をそのまま使っていては準備ができないことは分かりました。

先のことを考えてお金を残す理由が、ようやく自分の中にできたんだと思います。

一度に変えられなくてもやめられたものはある

私は2019年にタバコをやめました。その後はパチンコからも離れ、お金の勉強や投資を始めました。お酒も2026年5月31日から飲まない生活を続けています。

こうして並べると順調に変われたように見えますが、何年もかかっています。全部を一度にやめて、その日から別人になったわけではありません。

以前はお酒を飲まないことを我慢だと感じていました。今はお酒のことを考えない日も増え、飲まない生活が少しずつ普通になっています。

昔の自分には想像しにくかった変化です。続けていた頃は、それがない生活を考えようともしていませんでした。

今なら昔の自分に、いきなり全部をやめようとする前に何にいくら使っているか見てみたら、と言いたいです。そのうえで、なくても困らなさそうなものを一つ選んでみる。

私も何年もかけて変えてきたので、すぐにやめられない気持ちは分かります。それでも一つ変わると、前と同じ使い方を続けなくてもいいんだと思えるようになりました。

今の楽しみまでなくしたいわけではない

お金を残すことを考えるようになりましたが、何も買わず何もせずに暮らしたいわけではありません。

家族で過ごす時間にもお金を使いたいし、気になったことを学ぶ本も読みたい。今の生活を全部我慢して将来だけに備えるのは、私の望む暮らしではないです。

以前と違うのは、自分にとって何のための出費なのかを考えるようになったことです。楽しむためなのか。学びたいからなのか。それとも何となく続けているだけなのか。

買うこと自体が悪いわけではありません。ただ、使った後にどうしてお金がないんだろうと困るのは減らしたいです。

家計の見直しで残ったお金も、全部すぐに使い直してしまえば手元には残りません。今の生活に使う分と、これからのために残す分。その両方を考えていきたいと思っています。

毎月の支払いをどう見直したかは、固定費を見直した記事にも書いています。

好きに使う自由から選べる暮らしへ

昔の私は、欲しいものを買えることが自由だと思っていました。今も買い物を楽しむ気持ちはあります。でもそれ以上に、これからの暮らしを自分で選べるようになりたいです。

今の仕事を続けるか、別の働き方にするか。学びたいことに時間を使えるか。家族と過ごす時間を増やせるか。そういう選択のためにお金を残したいと思っています。

2030年に会社を辞められる状態を目指していますが、今はまだ準備中です。昔の自分にお金の使い方を教えられるほど完璧になったとも思っていません。

それでも、給料が入ったら何に使おうかとしか考えていなかった頃からは変わりました。目の前の欲しいものと一緒に、少し先の自分の生活も考えるようになりました。

私が手放したかったのは楽しみ全部ではなく、何となくお金がなくなる暮らしだったんだと思います。

自由というと大きな話に聞こえますが、私の場合は毎月のお金の使い方からです。今も働きながら、その使い道を少しずつ見直しています。

自由への考え方がどう変わったかは、高校生の頃と今の自由についての記事に書きました。

タイトルとURLをコピーしました