こんにちは、むぎまるです。
私は今、経済的自由を目指して日々奮闘しているアラフォーです。
でもそんな私にも、「何かを間違えていたかもしれない」と後悔する過去があります。
その過去を、今回初めて文章にしてみようと思いました。
今、悩んでいる誰かに届いてほしい。
そして、「人生はやり直せる」と伝えたい。
稼ぐことが正義だと思っていた10代
高校時代、私は「学ぶより稼ぐこと」が正しいと信じていました。
テストの点よりも、アルバイトのシフト。
資格よりも、給料明細。
「早く社会に出て、お金を稼ぐ人が立派」──そう思っていました。
だから進学という選択肢は最初から持たず、高校卒業後、私はすぐに就職しました。
最初の職場は、印刷工場。18歳でした。
初めての社会、崩れていく身体と心
私が配属された工場は、交代制勤務。不規則な出勤と休日。
空気は薬品の匂いで満ち、機械は絶え間なく動き続けていました。
もともとアトピー持ちだった私は、その環境に身体が耐えられませんでした。
湿度と薬品で肌は荒れ、足は人に見せられないほど。
靴下は血で染まり、指は切れて曲がらなくなり、作業すらままならない日もありました。
それでも、「稼ぐことこそ正義」だと、自分を奮い立たせていました。
友達が消えて、孤独だけが残った
交代制勤務のせいで、友達とも休みが合いません。
ただでさえ人付き合いが苦手だった私の世界は、どんどん狭くなっていきました。
そんな中、私は「お金で何かを埋められるかもしれない」と思うようになり、
一人でできる趣味や投資に夢中になり、結果的に多くのお金を失いました。
孤独、不安、後悔、焦り。
当時は、これが“普通の大人”の人生だと思い込んでいたのです。
そして、40代で気づいたこと
40歳を過ぎて、ようやく気づきました。
私はずっと「お金こそが自由だ」と思っていた。
でも本当の自由とは、「お金に依存しないで生きること」でした。
若いころ、お金に執着して、やるべきことから逃げたことを──
今では、後悔しています。
だけど、もう一度言います。
人生は、やり直せる。
私は、あの頃の自分のように悩んでいる誰かの力になりたい。
そんな思いで、このブログを続けていきます。
最後に
今回は、私の20歳までの過去を書きました。
これから少しずつ「転職のこと」「人間関係のこと」「夫婦で乗り越えてきたこと」など、過去の続きをお話ししていきます。
「自分の人生、このままでいいのかな?」
そんなふうに思っている方に、少しでも届いたらうれしいです。
次回も、どうか読みに来てくださいね。